大腸がん検診【便潜血検査】で異常を指摘された方へ
便潜血検査とは便の中に血液が混入しているかを調べる検査です。
通常、便には血液が混ざることはありません。
検出率が高い検査ではないため、発見率をあげるために2日間連続で採便する「2日法」が広く普及しています。大腸がんをはじめとする消化管の病気の可能性があるため、大腸がん検診で異常を指摘された(便潜血検査:陽性)方は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行う必要があります。阿部内科では、内視鏡専門医による苦痛の少ない、精密な大腸カメラ検査で精査を行います。相談だけでも構いませんので、お気軽にご来院またはお電話ください。
よくあるご質問
便を採る検査(便潜血検査)は毎年受けた方がいいですか?
便潜血検査を毎年受診した場合は死亡率を33%、2年に1回受診した場合でも13~21%を減少させることができることがわかっています。年1回、検査を受けることが大切です。厚生労働省は、大腸がんのリスクが高まる年齢を考慮して、40歳を過ぎた方に対して毎年の便潜血検査を受けることを勧めています。
便を採る検査(便潜血検査)は2日分の採便ができなくてもいいですか?
1日分のみの提出でも、その便に血が混じっていないかを判定することは可能です。1日法(1日分)では病変を見つける確率が約56%ですが、2日法(2日分)にすることで80%以上に高まるため、2日分が推奨されています。
便を採る検査(便潜血検査)が生理と重なってしまったときは、どうしたらいいですか?
生理と重なった場合は便を採取するのを控える必要があります。わずかでも便に血が混じると、大腸の病気ではなくても「陽性」と判定されてしまう可能性が非常に高いからです。そのため、生理期間は検査を避けましょう。
便を採る検査(便潜血検査)は陽性ですが、痔を持っているので、精密検査は受けなくてもいいですか?
確かに痔が原因で便潜血検査が陽性になるかもしれません。しかし、痔と大腸がんの両方を持っている可能性もあるため、「痔だから陽性になった」と自己判断せず、精密検査として必ず大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受けてください。
便を採る検査(便潜血検査)で陽性といわれました。精密検査(大腸カメラ)を受けずに、もう一度便潜血検査を受けてもいいですか?
便潜血検査で陽性の結果が出たら、それは注意が必要なサインです。大腸がんがあっても、常に出血しているわけではないため、再度の便潜血検査で陰性となる場合があります。
精密検査として必ず大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受けてください。